へうげものを読む【2012-01-02】

へうげもの(1) (モーニングコミックス)

今年の正月はこれですね。
天下人を利用して世の価値観を自分好みにしてしまおう!ていうマンガ。違う?
さっそく、にわか数寄者として暗躍(家庭内)している私です。

千利休がすごい。なんかすごい。
そして古田織部(主人公)の盲進ぶりが危うい。
ひやひやします。もはや「わび」じゃなくね?

なるほど。
読みながら私も利休の弟子になっていたようです。

削ぎ落としてゆく美しさが「わび」ならば、なるほどそうですねと、
それが最上のような気がしております。

完成された価値観を持つイカツイ利休と、成長してゆく価値観を持つ盲進織部。

「過ぎたるは なお及ばざるがごとし(孔子)」

と織部を評した利休。これは印象深い。
おや私はどうだろう?そんな思考があちこちで巡る、刺激的な漫画です。

過去のブログ記事の発掘と保管作業 “ftabuta-again”

【保管時のコメント】
人間って、考えてること昔っからほとんど変わってない気がしますね。マンガの中だけでなく。ちょっとズレますけど最近ぼやーっと考えてたのは、女子高生達の考えだす言葉や流行について。時代によってツールが違うだけで、やってることや、根源にあるパワー、方向性とか、一緒だよな~と思いました。使うものがノートでも、ポケベルでも、スマホでも。

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