妖怪ドアアケッパ【2012-05-31】



誰か曰く、妖怪とはそこに存在すると感じる事で生まれるもの、らしい。

例えば、家が揺れる、又は軋む音がする。
「おや、家鳴り(やなり)だな」
とそんなことを考えた瞬間に「妖怪やなり」は生まれる、というか、居る、というか。
どうやらそういうものらしい。

Y子さん曰く、ここ数日風呂上がりにドアが開いているという。
台所からドア、入って脱衣所、右にトイレ、左に風呂場、という間取り。

「私が入浴中にトイレに入った人間が台所のドア(脱衣所のドア)を閉め忘れている」

そんなことを言う。まさか。我が家にはそんな人間はいないのである。

その瞬間、どうやら我々は妖怪「ドアアケッパ」を認識したのである。

そこには確実に存在するのである。
いたずら好きのかわいい妖怪である。

過去のブログ記事の発掘と保管作業 “ftabuta-again”

【保管時のコメント】
関係ないけど昨日黒猫と触れ合って天使かと思った。

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