みおつくす【2012-07-02】

夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 (時代小説文庫))

最近お気に入りの現実逃避法として、江戸時代が舞台の本を読む、というのがありやす。
先々週の週末でしたか。「みをつくし料理帖」という本を読み始めまして、
読み始めたらばおもしろい。
わたくしは読みはじめると止まらないタイプなのです。
ある女料理人がいろんな苦難をどうにか乗り越えて、おいしい料理を作って、まぁよかったよかった、というような内容でして。そして読後はとても和食が食べたくなるのですが。

昨日ですか、6、7冊目を読み終えたんですが、どうにも途中から様子がおかしい。前向きさに好感が持てた主人公が、ひとりよがりで、わがままなのです。そしてそんな主人公に周囲の人間がやさしすぎる。

私がひとりよがりでわがままな男だとしても、お話の中でくらいは前向きでいたい。
おや、これは読者のわがままか。

しかしこんなに憤慨しながら本を読んだのは初めてかもしれません。
「いや、いーんだけどさっ、つくり話だし、いーんだけどねっ、だけどさー」
みたいなことをずーっと言ってましたが。やれやれ。

私は現代に帰ることにしました。

過去のブログ記事の発掘と保管作業 “ftabuta-again”

【保管時のコメント】
なし。そういえば今日りんごもらった。りんごはたまに食べるととてもうまい。かぼちゃの煮物も1個だけゆっくり食べるととてもうまい。

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