
こんぬつは。今回は作ったドアにレバーハンドルと丁番を取付けます。
レバーはこれ。トイレなので鍵が掛かって使用中の印が出るのを探してこれになりました。安いし。日本の会社なので安心。


価格相応、という印象です。
レバーハンドルの取付け
墨付け

このような紙が入っています。これの通りに加工すればいいという。まず、墨付けです。穴を3つ開けます。

木端側も紙を折って墨付けできるんですが、なんとなく不安なのでこうして…

墨をまわして、センターに印を付けて…
穴開け

こんな感じの穴開け用のガイドを作りました。市販のドリルガイドでもいいと思います。




木端側もこんな感じで開けました。失敗できないのでドキドキです。全て21Φの穴で開けて、と書いてあります。
掘り込み

開けた穴にコレ(名前が分からない)を差し込んで、墨をします。



シラガキという刃物です。使い方(刃の向き)が本当は逆なんですが、こうするしか無い。カッターでもいいかも。

深さを試し材で合わせてからトリマーで掘ります。同じことを何度もする場合は治具を作りますが、1回だけだし、手でなんとか制御してトリマーを動かします。

残った角をノミで取ります。

いい感じに収まった。ビス用の位置墨をキリでしておきました。


仮にレバーを差し込んで…

固定用のビス位置の墨付けをしてます。曲がったらイヤなので。

下穴を開けます。割れる可能性があるので僕は必ず下穴を開けます。今回みたいな柔らかい材料の場合は2mmとか小さめの穴を開けます。合板相手の場合は基本的には開けませんが。

取付けできましたー
丁番の取付け

玄関のドアを作った時に安い丁番で失敗したんです。丁番自体の隙間がドアを吊ることで開いて、ドアの上側が少し傾くような形になって。それは、まあ丁番の耐えうる重さ以上のドアだったということですな。反省。
というわけで色々探してこの丁番を買いました。ボールベアリングだそう。今のところ動きはとても滑らかです。80kgまでって、相当です。
ちなみにこのドア、全て2×4材ですが、15kgだったか。正確なのは忘れてしまったけど、そんなもんかー、持つと大分重いけどなー、という印象です。
墨付け

ドアの端から丁番一枚と少し、の位置にしました。こうして丁番をあてて、長さの墨をして…

毛引きで奥行きの墨をしました。

これは、穴位置の寸法を確認しているところ。バッチリまっすぐ取り付けたいので。
掘り込み

スコヤをガイドに両端を掘ってます。

こんな感じ。

トリマーに定規を付けて奥行きの墨にセットして全体を掘ります。



残った角をノミで落として…

掘れました。


丁番を入れて(予めさっき確認した穴位置の手前からの距離方向だけ墨をして)墨を目安に下穴を開けて…

取付けました。丁番を平行に折りたたんで1mm出る状態を目指しました。1mm吊元に隙間が開くってことです。後で分かりますが、2mmの隙間にすればよかったです。今回は防音のために「できるだけ隙間は少なく」と考えたんですが…
ドアの吊り込み(仮)

ドア枠を直角が出てる状態で固定しました。対角の距離が同寸ならいいはずです。あと、枠がねじれてないことも確認。目で見るしかないけど。

予め、寸法で位置決めをして2ヶ所だけ下穴を開けた状態。

下側に噛ませ物をして…

まず、さっき開けた下穴2ヶ所に取付け。それから微調整します。一発でうまくいけばそれでいいんですけどねー
固定していない残り2つの丁番の穴に、ずらしたい方向の墨をキリでします(例えば手前側に中心から1ミリずらすとか)。その写真が上の。
で、先に固定済みの上下のネジを緩めながら、新しくした墨のネジ(中2ヶ所)を固定します。そうするとぐぐぐっと丁番の位置が動きます。うまくいかない場合は穴を埋めたりしながら何度か繰り返します。穴埋めは竹ひごとか細い木を削ったやつとかでやってます。

うまくいったら先に固定したビスを完全に取り除いて、穴を埋めてから今度は現在の丁番の穴の中心に改めてネジを固定します。説明が難しいな。

とりあえず、吊れましたー


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