ニヒリズムについて勝手に考える
ぼくは哲学とか全然知らないですけど、考え方はこの、ニヒリズムに近いです。
ニヒリズム
ニヒリズムあるいは虚無主義(きょむしゅぎ、英: Nihilism、独: Nihilismus)とは、この世界、特に過去および現在における人間の存在には意義、目的、理解できるような真理、本質的な価値などがないと主張する哲学的な立場である。名称はラテン語の Nihil (無)に由来する。[Wikipediaより]
20代前半のことだったか、ある日突然思い至って、それは今でもあまり変わらない。
それまでは何事にも「意味」を追い求めていた気がします。「そこに意味はあるのか?」と。
で、その「ある日」に、
「ああ!人なんて草と一緒じゃないか!ただ生きているだけだ!」と思った。
「生まれて、生きて、死ぬだけだ。」と。
意味の有る無しなんて、ヒトの社会という「くくり」の中でだけのこと。言ってみればヒトの妄想みたいなものだ。と思った。そう思ったらとても気が楽になったことを覚えています。
ついでにちょっと気になったので「ニヒル」について調べてみました。
【ニヒル】 《名・ダナ》虚無的。虚無主義的。
と出る。
虚無とは…
【虚無】 何も存せず、むなしいこと。
ここで引っかかる。ぼくは特にむなしいとは思っていない(ぼくがニヒルな男だと仮定すると)。上にも書いたように、むしろ「気が楽になった」くらいで。
うーん?
哲学を知らないし、本も読みたくないので、勝手な解釈ですが、
上のWikipediaからの引用が正しければ、そこに虚しさは感じないが。
「人生」という枠の中でだけなら、意義や価値が無いのは虚しいかもしれないが、「人生」を「壮大な後付け」と考えれば、意義や価値が無いのは当たり前だし、虚しくもない。
生きて、生きて、死ぬだけだ。サラバ!