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澤野ケイゴスラヴィア – 手紙
2020年12月11日の録音。 昨日の夕方メロディができて、今日の午前中、詩を書いて、練習して、録音した。寒くてどうしても行く気がしなくてようやく灯油を買って行った工場で、作業せずにこれをやってた。今日これをやることが重…
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記憶を辿る〔第六回〕最終回
小谷田商会には入ったことがない 千寿堂には思い出がある。小学生の頃、初期ドラゴンボールのカンペンへの所有欲が異常で、どうしても2個欲しかった。でも2個買うのは変に思われると子供なりに思ったんだな。おばちゃん…
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記憶を辿る〔第五回〕
公園の脇を行く。この道を登って八津池まで行こうと思う。 勾配のきつい斜面の茶畑。さぞ作業が大変だろうと生まれてはじめて思った。風景の一部だったんだな。 ジュノーという名前、いいな。音からなのか…
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記憶を辿る〔第四回〕
曲がり角というのも意外と記憶に残るものなのだなと、この写真を見ていて思った。 この坂を登った記憶で一番濃いのは、20代の頃明け方のバイト帰りにマフラーがうるさいからとバイクのエンジンを切って押して登ったこと…
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記憶を辿る〔第三回〕
左上のバーベキュー場で声が聞こえる。大人と子供。子供会か、何かのグループか。 自分はこんな何も無いところでカシャカシャと写真を撮っているので不審に思われているだろうなとビクビクしていた。話し声が聞こえるのに…
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記憶を辿る〔第二回〕
森の中を抜けたところ。ああ、ここ。懐かしさと違和感。わーっと押し寄せて来るような、でも掴みどころが無いような。記憶が薄れているだけか。 どこかで聞いたが人の頭に全ての記憶は残っているらしい。忘れているように見えて、実は取…
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記憶を辿る〔第一回〕
この駅に降りたのはいつ以来だろう。思い出せない。 このお店の左隣り、ロータリーの角は本屋だったと思う。少し薄暗い本屋で、如何わしい本を買うのに最適と思われた。店の奥に闇があるようで、すごく奥行きがあるように思えたり、しか…
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霞斬田会名山(かすみぎりたあなさん)について想う
昨日描いたこのイラストでますます突っ走る川越の懐刀シリーズ。大したリアクションも得られず、シュール過ぎるのか?とたいそう不安に思っております。昨夜の会議で「我々はシュールさからはみ出したことは一度も無い」との指摘があり、…
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2020年8月27日の雲
昨日のことですが、乾燥待ちしかできないから早めに帰って…と思って出たのが幸運でした。すごい雲だった。めくるめく、めくるめく、という言葉が頭を巡り、めくるめく、の次が一切出てこなかった。最近言葉が本気で出てこない。失語症か…
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2020年8月12日の夕暮れ
こんにちは。夕暮れ写真のコーナーです^^。この日は連日の酷暑で空がブチっとキレちまったような、激しい雨が降りました。これはスコールだね、と言いながら、つい連想してしまうのが「愛のスコール」で、そこから思考が逃れられなくな…