有孔合板用金具を自作する【失敗付き】

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先日つくりました、糸とミシン小物の収納ボードです。
この、糸の収納部分のつくり方(主に金具部分)を公開しちゃいます。
公開しちゃいますけども実は設計不良がありまして、ですけどもこの製作過程を見ることで何かの参考になるやもしれませぬ。どうぞよろしくお願いいたします。

まず、3.2Φの針金を金ノコで切ります。
ヤスリで先を軽く丸めて、バイスに挟んで大体真っ直ぐにします。大体です。
寸法は…メモがありません。必要な寸法で。何回か試しにつくってみて、調整します。

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1回目の曲げ。同じ長さに切らないとダメですが、こうして墨をせずに鋼尺ガイドを利用して寸法を決めます。

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1回目の曲げ後。当て木を当てて手で曲げました。ダメなら玄能で叩きます。

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2回目はマイナスドライバーを当てて叩く。曲がったのが右下のやつです。寸法は何か、必要な寸法(厚み)の板等をバイスと針金のL字部分の間(写真のドライバーの先があるところ)に挟んで合わせると同じ場所で曲がります。

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3回目。これで金具の完成。左側のやつです。挟んであるのが曲げる前。
当て木を当てて、グイッと手で曲げます。
角度が合わない場合、バイスに挟んでちょこちょこと調整します。どうにかなります。


ちなみにフック単体で使いたい場合はもう1回曲げが必要です。

追記(2016.10.17)過去に単体の有孔フックをつくったときの寸法メモを発見したので貼っておきます→jisakufukku_memo



できた金具を、板*(長さ×35幅×15厚)に穴を開けて挿し込みます。糸を収納する(挿し入れる)棒は市販のラミンの丸棒(5Φ)です。これも穴を開けて板*に挿し込みます。

で。

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これが完成して、糸を収納したところですけど…

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棒が当たって抜けないのよ〜(泣)
抜けない=掛けられない。
針金(フック)を有孔ボードに引っ掛けてから板*に挿すしかない。
そして針金を抜かないと移動できません。何と言いますか、いろいろ意味が無い。
驚きの大失敗でございます(よくある)。

糸を挿す棒を後入れ式にするか、棒が並ぶ部分だけ別パーツ・後付にすれば、いいかもね。

それでは左様なら。

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