
テレキャスネック×フルアコボディのギター作りに挑戦する13【裏板の接着その他】
やぁこんにちは。ターナーさんです。
今日のひとことは「世界平和。」
まず戦争が無くなること。そして、貧しい人がいなくなること。
そしたら、「世界平和」と言えるかも。そしたら、みんな幸せですか?
それは分かりません。
みんなが幸せいっぱいの世界になったらどんなでしょう?想像できますか?
ちょっと今日はこの辺でやめときますか?やめときましょう!
テレキャスネック×フルアコボディのギター作りに挑戦する【目次】 ※各記事へ移動します。 |
1【設計】 |
2【型作りとサイドの曲げ加工】 |
3【ヒール/エンドブロックとライニングの接着】 |
4【表板と裏板の接ぎ合わせ】 |
5【表板と裏板のアーチ加工1】 |
6【表板と裏板のアーチ加工2】 |
7【fホールの加工】 |
8【ブレースの加工】 |
9【クランプ作りと表板の接着】 |
10【バインディング溝加工用トリマー治具作りと表板のトリミング】 |
11【ネックとボディの接合】 |
12【配線】 |
13【裏板の接着その他】 |
14【バインディング加工】 |
15【塗装】 |
16【ネックの組み立てとブリッジ作り】 |
17【パーツ類の取り付けとピックガード作り】 |
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Contents
接着の準備
内側に水性ウレタンをさらっと塗りました。このギターはいつも使っている水性ウレタン塗料(キャピタルペイント:フレッシュアクアF)で仕上げようと思ってます。
それから、表板と同じようにサンドペーパーを貼り付けたヤツ↑で接着面をゴリゴリ平らにします。今回は事前に高い部分(平らを邪魔する部分)を見ておいたので、そこを意識しながら平らに〜平らに〜とやりました。
主にカッタウェイのところとネックのブロックのところが高かったんですが、ほぼ平らになりました。
fホールからチラリと見えるステッカーを貼ります。ちょっといい紙にプリントして切ったやつです。こんな感じで位置決めして
ボンドで貼り付けました。
見え方イメージ。なるほどなるほど。準備完了でっす。
接着!
糊を付けたところ。指でペタペタやりました。
はじめ、裏板も型にはめて接着しようと思ってたんですけど、1回練習して、位置決めできそうだな、と思ったので型無しで接着しました。型が無い方がやっぱり圧締しやすいです。
タイトボンド3です。真冬は使えないのでそこが難点です。いちいち接着剤を一緒に写真に撮るのは、この作業でこれ使った、と分かるようにです念のため。
トリミング
接着乾燥中に、一番はじめに墨付け用に作った型板を利用してトリマー治具用の、なんだ、なんだこれ、板を作りました。
接着後の裏板をトリミングする際、表板がモコっとしてますから台上を思うようにスイーッと動かせません。そのための「板」です。売っているやつの真似です。
支える駒は上下に動かせますので、側面が台と垂直になるように調整して、写真のようにボディ(裏板接着後の)を乗せます。このギターはボディの厚みが一緒なので、実際には調整していません。
例の治具にトリマーをセットして、表板と同じように、はみ出た部分を削ってゆきます。
この治具なんですけど、トリマーが上下するレールの部分を無垢材で作ったので、湿気に敏感です(動きが悪くなる)。その度に調整が必要。治具は合板等で作りましょう。
ネックジョイント用の穴開け
裏板が貼れたのでネックジョイント用の穴を開けようと思います。裏板側は、このローゼットワッシャーというのを使おうと思う。ネックのどこにネジが入るのか、検討中の写真。
さっきトリミングで使った「板」に乗せて穴開けすることにしました。ボディの側面に対しては垂直の穴、ネックに対しては約3°の角度でネジが入る。ことになります。
ボール盤の精度が怪しいので、まず外したくないネック側から穴開け。
中心錐がちょっとだけ裏板側に出る所で止めます。
その中心錐の位置を狙って2段堀り?します。4本とも同じ長さのネジを使えるようにしました。
こんな感じになります。木の収縮も考えて、大きめの穴ですけど、どうかな、見た目はワンサイズ上のワッシャーを使いたい感じです。
仕上げ(仮)
バインディング用の溝を掘る前にもう少しちゃんと仕上げておこう、と思いまして、ゴシゴシやりました。照明を消さないと凹凸が分からないのでこの状態で作業。逆光で対象物を少し斜めから見ると表面の感じがよく分かる、アレです。
しかし暗すぎでは?
最終的な仕上がりの状態は、色んな場所で見るのが一番ですね。
いよいよ次はバインディングです。初めての素材なので緊張します。半年前から緊張してますホント。

