テレキャスネック×フルアコボディのギター作りに挑戦する9【クランプ作りと表板の接着】
道はつながっているから
どこにだって行ける
君が望むなら
そして
それなりのお金があれば
な!
テレキャスネック×フルアコボディのギター作りに挑戦する【目次】 ※各記事へ移動します。 |
1【設計】 |
2【型作りとサイドの曲げ加工】 |
3【ヒール/エンドブロックとライニングの接着】 |
4【表板と裏板の接ぎ合わせ】 |
5【表板と裏板のアーチ加工1】 |
6【表板と裏板のアーチ加工2】 |
7【fホールの加工】 |
8【ブレースの加工】 |
9【クランプ作りと表板の接着】 |
10【バインディング溝加工用トリマー治具作りと表板のトリミング】 |
11【ネックとボディの接合】 |
12【配線】 |
13【裏板の接着その他】 |
14【バインディング加工】 |
15【塗装】 |
16【ネックの組み立てとブリッジ作り】 |
17【パーツ類の取り付けとピックガード作り】 |
関連記事【テスターで弦アースをチェックしてみた】 |
関連記事【自作ギターの音はこんな感じ】 |
クランプ作るぞ
↑こうゆうクランプ作ろうと思います。
材料買ってきた。これに蝶ナットを足して2千円くらいです。19セット分。
図。汚い。丸いのは大変なので四角くすることにしました。パッド部分の奥行き(懐)を2種類にした。必要最小限の奥行きの方がバッチリクランプできる気がします。しかし万が一足りない場合のことを考えました。
M8のネジの棒(名前分からない)を切ってゆきます。ギンギン火花が散ってイヤな作業です。あ!そういえば踏切で電車が走り去ったとき、鉄を切ってるときの匂いがします。相当擦れているんですねー。
グラインダーで切り口を整えます。というかこのグラインダーの写真載せたかっただけ。貰い物です。いい感じ〜
オークの端材です。切りました。
トリマーの治具。使い回しなので意味のない部分がある。板ナットを埋め込む溝を掘ります。
こんな感じ。下側のパッドとボルトを固定するためです。丸いパッドなら必要ないと思う。
面取り。
コルクシートを用意。はじめて使う。けっこうボコボコしてます。
これは上側のパッドに糊を付けているところ。
ボンドで接着。この圧締写真は失敗。硬い面とコルク面を合わせて圧締しないとモコモコしてしまう。アイロンで接着しようかと思ったけど、一気にモコモコした。なぜだ。
軽く面取って
ん
できたー
そして箱にピッタリ入ったー
表板の接着
接着の前に、接着面を平らにしてゆきます。サンドペーパーを貼り付けた持ち手付きの板。番手は#120を使用。
はじめは何も考えずにガリガリやってましたが、あ、平らになってない…と気付きまして、修正したりしました。たぶん1mm弱は削った。
で、失敗から学んだこと。
まず1カ所を支点に放射状に擦る。放射状に擦った部分が平らになったらその平らになった部分を支点に逆側を削ると。これで大体うまく行く。ような気がします。
1カ所ライニングが割れてしまった。サンドペーパーがめくれて、めくれたところが引っかかったりします。貼り方が悪いのか。
さて、いよいよ接着です。糊(タイトボンド3)を付けてー
レディ
ゴー
作ったクランプの使用感なかなかよいです。コルクもいい具合。
裏はこんな感じ。
2カ所だけ新しく買った懐の深いCクランプ↓を使いました。安い!
カムクランプ欲しいけど高いっす
https://www.stewmac.com/luthier-tools-and-supplies/types-of-tools/clamps/cam-clamp/